保護者が子供に残せる遺産は2つしかない。それはルーツと翼である
1987年、私たちはボーディングスクールの優れた教育を紹介した「アメリカ高校留学(ジャパンタイムズ出版)」という本を出版しました。その頃、 世の中はまだ「高校生の留学は早すぎる。危険だ」という風潮が広がっていました。しかし、一部の先進的な考えを持つご家族では、周りの反対を押し切り勇気と信念をもって中学・高校生の子供を留学させていました。時は流れ、今では中学生どころか小学生の留学にまで関心が集まる時代となりました。
日本の教育現場では未だ習得しづらいと言われる「創造性」「独創性」「批判的に物事を考える力」、そして「自分の考えを発表する力」。これらを育む環境が海外にはあります。また、世界規模で若い子どもたちが留学する昨今、諸外国の学校の「留学生受け入れ体制」は飛躍的に進歩しています。留学の低年齢化現象から見えることは、もはや教育だけでなく、人生、すなわちライフスタイルそのものを世界規模で選択することが、1人ひとりの価値となる時代に入っているということです。
10代の留学のパイオニアとして
混沌とした未来を生きる子供たちに保護者は何が残せるのか? モノやお金など形あるものの価値が、20年後も同じだとは思えません。どんな世の中になっていても、自分の足でしっかりと立ち、幸せに生きていける人間になってほしいと、保護者は願っているはずです。
10代は子どもから大人へ成長する大切な時期。親離れ・子離れをし、自立へ目覚める年齢です。子どもたちは留学で不自由さや挫折感を味わい、苦労しながら問題解決力や交渉力をつけます。また、価値観の違う人々と暮らすことによって人間関係を築く力を身につけ、自分への自信を深めてゆきます。
更に、異文化で生活するからこそ日本の良さや自分の家族への感謝の気持ちが芽生え、自分のルーツに対して誇りを感じるようになります。留学から帰国した子どもたちは、笑顔で「怖いものがなくなった。私はどこででも生きていける」と言い切ります。決して気負うことなく、しかし力強いマインド。これこそが生きる力であり、未来を切り開いてゆく大きな財産です。
教育プランをデザインするのは自分
現在は、留学を進路の選択肢の1つとして考えられる時代です。だからこそ、自分にあった教育を、自分の可能性を最大限に引き出してくれる環境を探しましょう。「いつ」「どこへ」「目的は」「予算は」「卒業後の進路は」。子どもによって違うであろう留学に関してのたくさんの問い。これらを考え、十分な情報収集をし、家族で話し合いをしましょう。私たちはご家族が納得ゆくまでプランニングのお手伝いをいたします。
- 無料で参加できるカウンセリングや説明会をご利用ください。
- 海外の学校が来日するイベントに参加し、直接現地の様子を学んでください。
詳しくは、イベント&セミナーをご覧ください
私たちは「10代の留学のパイオニア」として、常に教育に熱心なご家族から学び
海外の学校を開拓しながら45年間留学のサポートを続けてきました。