イギリス

現在、サマースクールおよびアメリカンスクール (TASIS England) のみの取り扱いとなります。

イギリス学校情報:イギリスへの留学の特長やメリット、エディクムの考え方などご紹介します。

イギリスへの留学


国際的な教育の場に世界中から生徒が集う

イギリスは、世界中から毎年何十万人もの留学生が訪れるボーディングスクール発祥の地です。1440年創立のEton College、1567年創立のRugby School、1572年創立のHarrow Schoolに代表される長い歴史と伝統を持つボーディングスクールが多く、 高いレベルの教育を提供し続けています。美しいクイーンズイングリッシュ、個人を尊重し幅広い知識と教養を養う英国式教育はイギリス留学の大きな魅力です。

イギリス留学のメリット・留意点


メリット

  • バランスの取れた全人教育を重んじている。音楽・芸術・スポーツのみならずボランティア活動に取り組んだり、サバイバル技術を身につけたりと、多種多様な活動を体験する機会が与えられる

留意点

  • 各学校の卒業資格を得るためには、私立校に通う必要がある
  • 名門校への進学は早期の準備が必要となる

教育制度


特長

イギリスの教育制度は私立と公立で異なります。小・中高校のうち95%が公立校ですが、原則として保護者が納税者でない限り公立校への入学はできません。残りの5%が私立寮制学校で、現在は約1,000校あります。

入学時に、ある程度の英語力が要求されます。留学生向けの英語補習コースが充実した学校と補助的に行っているのみの学校があり、自分の英語力にあった学校選びが必要です。事前に英語学校へ行くことを要求される場合もあります。

G.C.S.E.(全国統一試験)

イギリスには卒業証書がなく、義務教育が終了する16歳のときに、G.C.S.E.(全国統一試験)を受験し、その結果で能力を評価しています。

ガーディアンシステム

ガーディアン(現地保証人)が必要です。ガーディアンは留学先の学校に名前と連絡先を登録し、休暇中のホームステイの手配・交通の手配・緊急時の対応のために活動します。休暇中は寮が閉まるため、ガーディアンがホームステイの手配をします。

以下に代表的なイギリスの教育制度をご紹介します(学校・地域によって異なります)。

  • 初等教育5~11歳、中等教育12~15歳、高等教育16歳~
  • 義務教育は、中等教育までです。

学年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 1 2 3
年齢 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18
私立 Pre-Preparatory
School
Preparatory
School
Senior/Public School Sixth Form University
Futher Education

Common Entrance Exam
(11、12、13才のいずれか) G.C.S.E.GCE-Aレベル

学期

新学期は9月上旬に始まり、3学期制です。
1学期(9月上旬~12月中旬)、2学期(1月中旬~3月末)、3学期(4月下旬~7月上旬)に分かれています。
各学期ごとにハーフターム休暇1回(1週間)、EXEAT休暇2回(週末を含む3日間)があります。

入学時の注意点

ビザ取得

渡航前に日本国内で学生ビザの申請が必要です。

エディクムからのアドバイス

全国統一試験が行われる年齢を考慮すると、小学校高学年からの留学が理想的です。日本の中学校卒業後の留学を希望する方には、充分な基礎学力と英語力が必要です。

ボーディングスクール(寮制私立学校)費用例


学校名 Cheltenham College Sidcot School Tasis England
授業料・寮・食費 £40,110 £32,430 £41,870
合計:1年間に必要な費用 £40,110 £32,430 £41,870
t1=155円(2018年1月現在) ¥6,217,050 ¥5,026,650 ¥6,489,850

上記は1学年間の授業料・寮・食費の基本費用です。その他に航空券代、医療保険代、入学金、制服代、雑費(教科書、テクノロジー、アクティビティ費用など)預け金、小遣い、ビザ申請費、現地ガーディアン費用、エディクムのサポート費用などが別途かかります。

イギリスへの留学体験談

エディクムの子どもたちは、ボーディングスクール、サマースクール、公立校含め、さまざまな学校に留学していきました。以下に紹介していますので、ご覧ください。


イギリスのサマースクールに参加したS.O.さん

学校名 Bede's Summer School
学校の種類 サマースクール
滞在国 イギリス
滞在開始学年 中学2年生
滞在期間 3週間 2024年7月
滞在方法

充実した3週間のサマースクール

私は、この夏、イギリスのビーズサマースクールに3週間行ってきました。正直、最初は不安がたくさんあって、とても心配していました。だけど、実際行ってきて振り返ると楽しい思い出ばかりで、本当に充実した3週間を過ごすことができました。

私が行った時は、日本人が誰もいなくて、着いた日はルームメイトと少し話しただけで、友達が本当にできなかったらどうしようと、とても不安でした。しかし、日数が経つうちに、クラスメイトやルームメイトと仲良くなることができ、帰る頃には、トルコ人、ブラジル人、ベトナム人などたくさんの国の人と仲良くなることができました。みんな優しい人ばかりで、自分の国のことにいろいろ興味を持って聞いてくれて、いつの間にか不安が消えていました。たったの数週間でも本当に仲良くなることができ、約5ヶ月経った今でも連絡を取り合っています。

この研修の中で一番楽しかったのは、やっぱり友達と一緒にご飯を食べたり、遊んだりしたことです。みんなで冗談を言い合ったり、スポーツを一緒にしたりするのがとても楽しくて、どんどん絆も深まっていきました。また、アクティビティや遠足もたくさんあってどれが一番楽しいか選べないほど全部楽しかったです。アクティビティは、スポーツや演劇、折り紙など、たくさんある中から選べたし、遠足も毎回違うところに行けて、とてもよかったです。 また、文化の違いを肌で感じることができました。クラスで国の文化について発表する機会があって、今まで知らなかった国についても知ることができました。言語の壁があるかと思っていたけど、実際は全然感じなくて、みんな話をよく聞いてくれるし、積極的に会話をすることがとても大事だなと感じました。

この研修を通して、様々なことを学んで、成長することができました。毎日楽しいことがたくさんあって、本当にいい友達と出会うことができてよかったです。3週間という短い期間だったけど、一生の思い出を作ることができて、充実した3週間を過ごすことができました。また機会があれば行きたいです!


イギリスのサマースクールに参加したS.N.さん

学校名 Bede's Summer School
学校の種類 サマースクール
滞在国 イギリス
滞在開始学年 中学3年生
滞在期間 4週間
滞在方法

Bede’sでは、前半2週間は英語研修、後半2週間は動物学のプログラム(Zoology & Animal Management)の合計4週間参加しました。特に後半の動物のプログラムが楽しかったです。参加者は14人と少人数で、スペインやラトビアなどの学生と一緒に、動物の分類、生態、自然保護などについて勉強しました。午前中は大学の生物学の先生の講義、午後は校内のミニ動物園で動物の餌づくりや餌やり、飼育スペースの掃除などのお世話をしました。学校にはリスザル、ミーアキャットなどの小型哺乳類、爬虫類や両生類などがたくさんいて、毎日動物と触れ合う機会があり、とても可愛かったです。日帰り旅行では動物の保護施設にも行きました。ヨーロッパバイソンの繁殖施設や、アフリカの動物の保護センターに行くこともできて、さらに動物への興味が湧きました。専門用語の学習や英語でディスカッションをすることは難しかったですが、英語自体の勉強ではなく、英語を使って興味のある分野を勉強したことで、英語での発言にも自信がつきました。小さい頃から、動物園を訪れ動物の観察をすることが好きでしたが、最近は飼育員さんの目線で見て、動物の世話をすることに興味をもっています。


スイス・イギリス・カナダのサマースクールに参加したS.T.さん

学校名 Le Rosey (スイス)、TASIS England (イギリス)、Bede's Summer School (イギリス)、Brentwood School (カナダ)
学校の種類 サマースクール
滞在国 スイス、イギリス、カナダ
滞在開始学年 中学1年生
滞在期間
滞在方法

4回のサマースクール体験を経て、カナダの大学に進学

私は都内の公立中学校卒業後、国際基督教大学高等学校(以下ICU 高等学校)に進学しました。同校を卒業後、現在ブリティッシュコロンビア大学(以下、UBC)で心理学を学んでいます。

 先ず中学1 年生の夏、3 週間スイスのサマースクールに参加しました。夏休みを無駄に過ごすより、海外で英語の勉強や普段できない体験をしたいと思ったからです。世界60 カ国から集う学生と寝食を共にし、英語力がなくても楽しい時間を過ごしました。  翌年中学2 年生の夏、イギリスにあるTASIS England のサマースクールに挑戦。友達の作り方やクラスでの発言も以前より積極的になり、自信がつきました。  中学3 年の夏は、高校進学準備のため日本に留まりました。  私の兄は、日本の中学3 年次から海外のボーディングスクールに行きました。一方私は、日本で高校生活を送りたいと思っていたため英語教育に特化したICU 高等学校を受験しました。大学留学に備え、高校時代もサマースクールに参加しようと考えました。

 ICU 高等学校では英国数はレベル別の少人数クラスで行われ、より密着度の高い授業を受けられるのが魅力的でした。英語力はもとより、ディスカッション、ディベート、プレゼンテーションなど大学で役立つ能力を習得することができました。  同校在学中、夏休みを利用し、イギリスBedeʼs Summer School、またカナダのBrentwood School キャンパスで開催されたAcademic Summer Camp に各3 週間参加しました。カナダでは英語で数学やビジネス等高校の科目を学ぶというプログラムを選びました。  カナダに滞在中、週末の旅行でバンクーバーを訪れました。環境の良さを実感し、University of British Columbia (以下UBC) に進学したい気持ちが膨らみました。UBC は私が学びたい心理学で有名な大学でもあり、大学進路の目標が明確になりました。

 高校3 年の夏以降、大学受験のためにIELTS を受験、またUBC への願書作成をすべて自力で行い、幸運にも合格をすることができました。

 中高時代に1 年留学、または卒業留学をする人もいますが、私の場合、サマースクールを重ねることで大学の進路について考え、準備をすることができました。毎年英語力の上達に沿って、レベルの高いサマープログラムに挑戦しました。また、外国人との共同生活と勉強を含む英語での生活に慣れ、楽しさが生まれました。そして、長期留学への躊躇や不安が無くなったことが、挑戦したい気持ちを後押ししてくれました。 短期留学を経て得た柔軟性や英語学習に対する意欲の向上が、私の進路選択や現在の大学生活に活かされています。

 UBC 入学後に直面した主な困難は、英語での授業と課題です。長期留学の経験が無い私は、大学の専門的な授業内容とリーディングに苦労しました。しかし、今までの学習を基に、試行錯誤しながら勉強法を見つけ、慣れていくことで乗り越えられました。生活面の困難としては部屋探しが挙げられます。UBC では2年生以降は寮は確保されておらず、人数にも制限があるため寮に入れる可能性が低いです。家賃、安全性、大学へのアクセスなどを考慮すると、部屋探しは難しい作業になります。このような生活に関することは、周りの友人や先輩に聞き情報収集することで解決しました。部屋探し同様、家事をするなど生活面での自立は留学で得た大きな変化です。長期留学には困難が伴いますが、それらを乗り越えるたびに、問題解決能力と精神力が鍛えられていると感じます。  私は将来の明確なビジョンを持っていませんが、考えの基礎となる思いがあります。それは、これまでの経験を糧に、微力ながらも社会に貢献し、身近な人々に恩返しをすることです。また、不確定な未来を生きてゆくには、確立された自分の存在が必要不可欠だと思います。スキル、知識、経験などの環境によって影響されない財産を築き、自分を確立させることが重要だと思います。


イギリスのサマースクールに参加したT.L. さん

学校名 TASIS England
学校の種類 サマースクール
滞在国 イギリス
滞在開始学年 小学校6年生
滞在期間 2週間
滞在方法

参加した感想

私がTASIS Englandのサマースクールに参加して一番うれしかったのは自分の好きなダンスのコースで1等賞を取れたこと。そして、一番感動したのはロンドンでミュージカルを見られたことです。「マンマミーヤ」というミュージカルでした。英語はわかりませんでしたが、アバの曲がたくさんかかりその雰囲気に満足。ステージで踊るダンサーたちを見て、胸がジーンとしました。ダンスもこれからもぜったいに続けようと思いました。たいへんだったことは、学校に着いてすぐにスケジュールがはっきりとわからなくて、だれにそのことを言ってよいかもわからなかったことです。日本から来たお姉さんたちは、私と年がはなれていたので、親しくなるまで時間がかかりました。

また、アクティビティーで私のすきなバスケットの先生がテニスに行ってしまったのは残念でした。その先生はたいへん優しい先生でした。バスケットが上手な人もへたな人にも公平に教えてくれました。上手に出来たときはほめてくれました。ところが、新しいバスケットの先生は、うまく出来る人だけをセンターでやらせて、へたな人は自然にかべぎわに立ちっぱなしになってしまうことです。これって差別じゃないと思いました。

日本の授業とちがって、絵をかいたり、先生がゆっくりとボディーアクションで説明してくれたりとそれほどむずかしくはありませんでした。宿題とかはなかったので、日本の塾の教室でする勉強と違って、クラスに行くのも楽しかったです。クラスも最後になると、自分でも聞き取れる単語がふえてくるのがわかってきて、だんだんこの学校にいたくなってきました。ルームメイトとも親しくなりました。わからないときは辞書をつかって会話をしました。一人で行く外国に日本をたつまでは不安でしたが、行ってみてよかったなと思います。お母さんが「百聞は一見にしかず」って言っていました。できれば来年の夏もサマースクールに行ってみたいと思います。


知る・触れる・イベント情報

エディクム主催のイベントや関連イベントをご紹介いたします。

教育を考えるとき、ぜひ一度ご相談ください

留学する・しないを含め、まず一度ご相談ください。
最適な方法を一緒に考え、探しましょう。

大切な子どもに残してあげられることは何でしょうか。たとえお金や物がなくなったとしても、教育を受けたことによる目に見えない「経験」は、貴重な財産としてその子の人生を豊かに彩る礎となるに違いありません。
グローバル時代と言われて久しい昨今、子どもの教育・経験を考える時に「海外留学」も選択肢のひとつとして当たり前になってきました。少なくとも、子どもがそれを望んだ場合には、保護者は耳を傾け、機会を与えてあげてほしいと願います。

エディクムは「世界のどこに行っても活躍できる人になってほしい」と願いながら、50年の間に7,800人以上のお子さんの海外留学をサポートしてきました。その実績に基づきながら、1人ひとりに丁寧なカウンセリングを行います。気持ちが固まっていなくてもかまいません。あなたの留学への思いを聞かせてください。

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