留学する国の選び方
子供の留学を成功させるためには、それぞれの国や文化、学校の特長・予算などを充分調べることが大事です。納得ゆくまで家族で留学カウンセリングを受け情報収集することをおすすめします。
参考ですが「どこの国に留学したいのか?」迷った時には、下記のことを考えながら国を絞っていくと良いでしょう。
1. 私立のボーディングスクールに行きたい
アメリカ、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、イギリス、スイス……。どこの国にもありますが、数で言うならアメリカが350校と圧倒的に多いため、選択肢は広いです。
2. 公立校に行きたい
アメリカの公立校の学生ビザは1年間のみなので、複数年の留学はできません。また、イギリス、スイスは公立校には通えません。
3. 予算が限られている
比較的、費用の安いニュージーランドかカナダの公立高校がお勧めです。
4. 留学生の国籍が豊かな国に行きたい
国籍の豊かさならスイスがお勧め。50か国以上の学生が在籍しています。
5. 北半球か? 南半球か?
北半球の1学年は9月~6月ですが、南半球は2月~12月です。ニュージーランドの学校ならば、3月に日本の学校を修了後、4月から入学可能な学校もあります。
6. 小学校低学年から留学したい
スイスでは低年齢から寮生として子供を受け入れています。
7. ガーディアンを必要とする国は?
イギリス、オーストラリアは、18歳未満の学生が留学する場合は現地でガーディアンが必須となります。アメリカ、カナダ、ニュージーランドでも一部の学校はガーディアンを要求される場合があります。
どのような国民性、文化的背景を持つ国に留学させたいのか、したいのかを家族で話し合うことはとても重要です。
子どもを信じることが、何よりも重要
世の中には、自分の希望が100%かなう夢のような場所はありません。子どもが留学先で困難に直面した時、「もっとよい条件の場所があるはずだ」「あなたのせいではなく、環境が悪い」というアドバイスを与え、「子どもに合った環境」を延々と探し続けていたら、忍耐力がない、工夫して問題を解決していく建設的な思考もできない、自分勝手な大人に成長してしまうかもしれません。保護者は子どもの可能性・力を信じ、「子どもの人生は子ども次第」と広い心を持って、彼らの人生を後押ししてあげるべきではないでしょうか。
エディクムは、子ども自身の決断に責任を持たせ、尊重することを大切にしています。