カナダ学校情報:カナダ留学の特長やメリット、エディクムの考え方などご紹介します
カナダへの留学
ハイレベルな教育と大自然の魅力
カナダは日本の面積の27倍もの広さがある、自然に恵まれた豊かな国です。10の州と3つの準州で成り立っており、それぞれの州で歴史も風景も住む人の気性も違い、驚くほど多彩な顔を持っています。
カナダの魅力はなんといっても大自然です。荒々しいカナディアン・ロッキー山脈でのスキーや湖、川でのカヌー、山々でのハイキング、乗馬など、アウトドア・アクティビティが盛んです。自然だけではなく、教育面でも高い水準を誇っており、学習、スポーツ、芸術面とバランスの取れた教育を提供しています。
カナダ留学のメリット・留意点
メリット
- 私立校、公立校共に良質な教育を受けることができる
- 多民族国家のリーダーであり、都市部では、多種多様な人種の人が住み、共存している
留意点
- 州によって教育システムや制度が異なるため、州をまたいでの転校が難しい場合がある
- ボーディングスクールの数が少ない
教育制度
特長
カナダ人の90%以上は、公立中学・高校に通っています。公立校に留学する場合は、まず留学希望エリアを決め、そのエリアにあるスクール・ディストリト(学校区)に願書を提出します。留学生を受け入れる体制が整っているディストリクトには、必ずESL(英語を母国語としない第1言語としての英語)を設けています。
ボーディングスクールの数は極めて少ないながら、私立校間のレベルの格差はそれほどありません。加えて、ボーディングスクールの質はアメリカやイギリスと比べても引けをとらないほど上質です。留学生を受入れている学校にはESLを受ける留学生のための英語クラスを設置しているところもありますので、 英語が十分でない学生も入学できます。乗馬のプログラムに力を入れている学校や、カナダで最もポピュラーなスポーツであるアイスホッケーの特別プログラムを設けている学校もあります。
ボーディングスクール(私立校)
- 寮が閉鎖される際の滞在先を確保する必要があります。ホームステイを手配する学校もありますのでご相談ください。
- 入学に際し、カストディアン(後見人)が必要ですが、校長がその役目を果たす学校が多数です(一部、例外もあります)。
- 学校生活では、学習だけでなくスポーツや寮ごとの活動、コミュニティー活動などへの参加が奨励され、リーダーシップを含めさまざまな能力を発揮する機会が設けられています。
- アメリカと比較すると寮制学校数が少なく、入学時に一定以上の英語力を必要とする学校が多いのが特長です。
公立校
- ホームステイ先は学校を管轄する地域の留学生担当者が手配します。冬休み、夏休み以外は ホームステイ先に滞在することができます。
- 私立寮制学校と比較し、入学時の学力、英語力審査は厳しくありませんが、入学後、授業について行くには、自主性と継続した努力が求められます。
以下に代表的なカナダの教育制度をご紹介します(進学先・州によって異なります)。
卒業時には、卒業証書が授与されます。
- 小学校6年間、中学校2年間、高校4年間
- 小学校6年間、中学高校5年間(ケベック州の一つの例)
Common Entrance Exam
(11、12、13才のいずれか)G.C.S.E.GCE-Aレベル
学年 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | 4 |
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Elementary School | Secondary School | 4-year college | ||||||||||||||
2-year college |
学期
新学期は8月下旬~9月上旬に始まり、2学期制です。
12月中旬頃(10月に感謝祭の休暇有り)が前期が終了します。後期は1月初旬~6月上旬までです。3月に春休みがあります。前期、又は後期の開始時期に入学が可能です。
入学時の注意点
ビザ取得
学生ビザは、カナダ移民局へ申請します。就学する州において未成年とみなされる場合、通常の書類に加え、後見人の宣誓書、及び保護者の宣誓書が必要です。
エディクムからのアドバイス
9月からの新学期に備え、6月~7月に始まるサマースクール、または4月開始の語学研修に参加することをお奨めします。
カナダの学校 費用例
公立校
学校名 | Kamloops District | Saanich District |
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授業料 | $13,650 | $14,750 |
滞在費(ホームステイ) | $10,000 | $12,000 |
強制加入保険費用 | $1,200 | $1,050 |
合計 | $24,850 | $27,800 |
1C$=110円(2023年10月現在) | ¥2,733,500 | ¥3,058,000 |
上記は1学年間の授業料・滞在費・食費の基本費用です。その他に航空券代、医療保険代、入学金、雑費(教科書、テクノロジー、アクティビティ費用など)預け金、小遣い、ビザ申請費、エディクムのサポート費用などが別途かかります。
ボーディングスクール(私立寮制学校)
学校名 | St.Michaels University School |
Balmoral Hall School | King’s-Edgehill School |
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授業料・寮・食費 | C$85,060 | C$68,150 | C$63,550 |
ESL費 | C$11,000 | - | - |
合計 | C$96,060 | C$68,150 | C$63,550 |
1C$=110円(2023年10月現在) | ¥10,566,600 | ¥7,496,500 | ¥6,990,500 |
上記は1学年間の授業料・寮・食費の基本費用です。その他に航空券代、医療保険代、入学金、制服代、雑費(教科書、テクノロジー、アクティビティ費用等)預け金、お小遣い、ビザ申請費、エディクムのサポート費用等が別途かかります。
カナダへの留学体験談
エディクムの子どもたちは、ボーディングスクール、サマースクール、公立校含め、さまざまな学校に留学していきました。以下に紹介していますので、ご覧ください。
参加した感想
会えば、笑顔で手を振ってくれる。友達になれば、みんなそうだった。初めの頃は、名前を覚えようとしてくれて、会ったら必死に名前を思い出そうとしてくれた。歳が近い外国人とそんなことをするのはとても私にとっても新鮮だった。しかも、1日2日…と過ぎていくうちにたくさん友達ができた。私は2週間で、3週間のプログラムの人たちはすでに1週間経っていたから、友達もたくさんいた。だから、初めの2, 3日は焦った。でも、話しかけてくれたり、話したりすると、すぐに友達になった。そうして、できた友達はみんなやさしかった。私が英語をうまく話せなくても、がんばって理解してくれようとしたり、授業のとき、フォローしてくれたり…。私はそのたび、心が温かくなった。
私はちょっとしか話せなかった。だけど、たくさん友達はできたし、話すこともできた。だからもっと英語ができたらもっともっと楽しいだろうし、友達ともたくさん話して、友情が深まって…と考えるともっと英語の勉強をがんばりたいと心から思う。そして、また行ってもっと話したい。