高校生の授業に関する意識調査
本日各紙に掲載された、日本青少年研究所の調査結果に関する記事を読んでショックを受けられた方は多いのではないでしょうか。日本の高校生の授業への取り組み意識があまりに低い事に、これからに対する不安を抱かざるをえません。
授業中の居眠り、日本の高校生は4割超で最多 (日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E2E5E2E6978DE2E5E2E6E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2
「授業中にノートを取る」項目は高いものの、「積極的に発言をする」、「授業で習った事を自分でもっと詳しく調べる」などの項目は低く、また「居眠りをする」や「ボーッとしている」などの項目も高い数字となっていました。
この結果からは、実に「受身」な姿勢が顕著に出ていますね!
実は、留学した学生達が苦労する点も、ここに起因しているのではないかと思います。
日本ではおとなしく椅子に座り、ノートだけを取っていれば良しとされるような授業でも、海外の学校では発言・質問・自己学習をしなければ優れていると認めてもらえません。日本で成績優秀だった学生も、語学の壁だけでなく、授業への取り組み方の根本的な違いによって挫折を味わう事があります。
しかし、留学を通して意識改革をする事ができれば、受動的な学習はもちろん、自ら学び、自ら求める学習もできる高い能力を養う事ができるのではないでしょうか。一人でも多くその可能性を拓いて欲しいと、日々留学のサポートに尽力しています。