海外の学校のユニークなイベント パート2
秋も本番、スポーツの秋、芸術の秋、そして食欲の秋…この時期には楽しいイベントがたくさんありますね。
そして、海外の学校にはその学校ならではの面白いイベントや伝統があることも少なくありません。
例えば私の母校であるアメリカの女子高、バージニア州のFoxcroft Schoolにはキツネ狩りに因んだとてもユニークな伝統があります。 新年度早々、新入生・そして新しく入った教職員全てがFox(キツネ)かHounds(猟犬)のどちらかのチームに分けられ、年に三回 (秋:フィールドホッケー 冬:バスケットボール 春:乗馬)両者の代表チームがBig Gameで競い合います。 Gameが近づくと、各チームの応援練習が(予告なしに)行われることもあるんですよ! Study Hall(夜の学習時間)が終わる頃、応援団たちが突然ドラムやタンバリンを鳴らしながら寮内を練り歩き、それを合図に皆が寮のホールに集まり練習を始めるのです。
そしてBig Gameでは、学校中の皆がチームカラーの洋服(Fox:青と白、Hounds:黄色と茶色)を身にまとい、大声上げて応援します。
各試合が近づくと、学校中が熱気に包まれます。学生も教職員も関係なし!全員が一体となって自分達のチームを応援します。 今の時期はフィールドホッケーの試合前なので代表選手は練習に勤しみ、学校中がBig Gameを心待ちにしていることでしょう。
この経験を通じて、学生同士、そして学生と教職員との絆はどんどん深められます。 自分のチームを応援するという目的の元、人種も学生・先生も関係なく信頼関係が深められるいいきっかけとなるのです。 私は入学当時、英語も流暢に話せない人見知りな学生でしたが、このイベントを通じてすんなりと学校生活に溶け込むことが出来、たくさんの友達に囲まれてとても楽しく濃い高校生活を送ることができました。
只今エディクムでは様々な学校を招いての学校説明会を行っています。 またTABSやSWISS LEARNINGなどのイベントもあります。 学生のみなさんは様々な学校担当者に会う機会も多いと思いますが、折角の機会を思い切り楽しむためにも、是非その学校の特色に注目してみてください。 日本では出来ないような、とても面白い経験が得られる学校を見つけることができるでしょう。