スロバキアに渡ったカヌー選手
長かった夏休みも終わり、お子様の新学期の始まりですね。
この夏、オリンピック観戦で寝不足の方も多かったことでしょう。様々な種目で日本人選手の活躍を見ることができました。小学校に通う娘の学校だよりに、カヌー・スラロームの男子カナディアンシングルでアジア勢初の銅メダルを獲得した羽根田卓也選手の功績を褒め称える記事が載っていました。
羽根田選手は小学3年生からお父さんの勧めでカヌーを始めたそうですが、日本には本格的な人工コースがなく、自然の川で練習のたびにゲートを手作業で仮設していたようです。そこで、高校卒業後、カヌーの聖地として知られるスロバキアに渡り10年経ったこの夏、見事な結果をオリンピックで出すのですが、英語も片言の状態で知り合いもなく、はじめはコーチや練習パートナーを探すことさえ苦労したようです。
カヌー後進国の日本人が聖地スロバキアへ単身で渡る勇気に感銘を受けた、というコメントがあったのですが、私も同感です。留学も同じではないでしょうか。
これから留学をお考えの方。是非、羽根田選手のようにたくさんの壁を乗り越え、自分への金メダル目指して頑張ってください。4年後の東京オリンピックでは、語学堪能で才能あふれるエディクム生が何人もお手伝いをしているかもしれませんね。