スイスのサマースクール TASIS - The American School in Switzerland
世界中から学生さんが集まるサマースクールといえば、スイス。
スイスといえば4つの国語が存在し、地域によってフランス語、ドイツ語、イタリア語、ロマンシュ語と言語圏が分かれているのは有名です。がしかし。学内では基本的に英語の為、「フランス語ができないから・・・。」という心配は一切ご無用です!
多くのサマースクールがフランス語圏で行われますが、唯一イタリア語圏で開催されるサマースクールが、タシス・アメリカン・スクール(TASIS - The American School in Switzerland) スイス南東部・ルガノ市郊外にキャンパスを構える、ヨーロッパ初の私立寮制アメリカンスクールです。
基本的にキャンパス内では英語を使いますが、一歩外に出るとイタリア語が飛び交うのを耳にします。お買い物などの際もしかすると英語が通じず、他のヨーロッパ圏から参加のお友達に頑張って聞いたり、イタリア語で挨拶を覚えたりして、「言語を覚えて使う楽しさ」を実体験するかもしれません。何よりも、国境を超えた友情と、世界に対する興味が広がることでしょう。多感な時期にこそ、日本人としての意識と国際感覚を培ってほしいと思います。そしてこうした環境こそがサマースクールのまた醍醐味でもあります。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
弊社スタッフが遡ること2年前、2010年8月にTASISを訪問した際の「旅日記」をご紹介します。
TASIS - The American School in Switzerland タシス (アメリカンスクール)
温暖な気候で芸術家に愛されてきた街・ルガノに、1956年ヨーロッパ初のアメリカンスクールが開校。校門入り口近くの建物ヴィラ・デ・ノビリは歴史的建造物として知られ、もともとイギリス大使の家だったものを、創立5年目にTASISが購入。ルガノにはアメリカ大使館や総領事館は無いが、創立者のフレミング女史がルガノの風光明媚な地域、温暖な気候、そしてイタリア文化に触れられる土地をとても気に入り、アメリカンスクールを設立するに至った。
入学担当官のアイクナー先生と、サマースクール真っ只中のキャンパスを歩く。サマースクールは7歳から18歳までの学生を受け入れ、期間中は3つの年齢別グループに分けてプログラムを提供、文化や習慣の違いを肌で感じながら国際感覚を身につけること、様々な活動を通して自立心を育むことなどをお手伝いする。
ちょうどCDE(7~10歳のグループ)の授業に出くわした。皆、おそろいの真っ赤なTシャツを着用。CDEでは100名の学生に対し50名のスタッフがおり、つまり2人にひとりの割合で手取り足取り面倒を見ている。親元を離れてホームシックになりやすい年頃の為、受入の国ごとに、学生の母国語を話すスタッフを雇い入れている心遣いがある。
皆、なぜかとても眠そうだ。どうやら前日はスイスの建国記念日(8月1日)だったらしく、遊覧船でルガノ湖畔を周遊しながら、ルガノ湖で行われた花火大会を楽しみ、学校に戻ったのがMSP(11~13歳のグループ)やTSP(14~18歳のグループ)と一緒の23時半だったそうである。
休み時間中、前庭ではMSPの学生たちがバスケットボールや鬼ごっこを楽しんでいる。アイクナー先生のオフィスから手を振ると、無邪気に駆け寄ってきて、人懐っこい笑顔で「ハロー!」。キャンパス内には一般の家も混じっており、まるで中世の小路に迷い込んだような気分。学校は着々と敷地を拡大・充実させており、新しい寮が建ち、サイエンス・ビルディングも着工。アイクナー先生のアドミッション・ビルディング(家)は近日中に取り壊され、サッカー場に生まれ変わる。
TASISはもともと全寮制だったが、現在は通いの学生も受け入れている。近年の寮の拡大に伴い、生徒数も多少増やしたが、今後大幅に増やす予定はない。アイクナー先生曰く、「生徒数を増やすのは容易だが、クオリティー(質)が落ちるのは否めない。」「TASIS教職員ひとりひとりが全ての学生を知ることが、教育を施すうえでの大前提。」だそうである。サマースクールの間も、子供たちのファーストネームを言うだけで、学生ひとりひとりを熱く語ってくれる先生方がそこにいた。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
TASIS入学担当官、アイクナー先生は年に数回日本を訪れ、EDICMオフィスで説明会を行っていましたが、今年のサマーセミナーは"愛弟子"のヘレン・ルーワラ女史が来日!!
是非、会場にてヘレンとスイスについて、サマーについて、TASISについて、直接ヘレン先生の話しをお楽しみください。
サマー説明会は東京が3月24日(土)、大阪が3月25日(日)です。
詳細は弊社ホームページ 「Information:お知らせ」をご覧ください。

メインビルのバルコニーよりルガノ湖を臨む

おそろいのTシャツで移動中

雨上がりの中庭

TASISの野に咲く花
スイスといえば4つの国語が存在し、地域によってフランス語、ドイツ語、イタリア語、ロマンシュ語と言語圏が分かれているのは有名です。がしかし。学内では基本的に英語の為、「フランス語ができないから・・・。」という心配は一切ご無用です!
多くのサマースクールがフランス語圏で行われますが、唯一イタリア語圏で開催されるサマースクールが、タシス・アメリカン・スクール(TASIS - The American School in Switzerland) スイス南東部・ルガノ市郊外にキャンパスを構える、ヨーロッパ初の私立寮制アメリカンスクールです。
基本的にキャンパス内では英語を使いますが、一歩外に出るとイタリア語が飛び交うのを耳にします。お買い物などの際もしかすると英語が通じず、他のヨーロッパ圏から参加のお友達に頑張って聞いたり、イタリア語で挨拶を覚えたりして、「言語を覚えて使う楽しさ」を実体験するかもしれません。何よりも、国境を超えた友情と、世界に対する興味が広がることでしょう。多感な時期にこそ、日本人としての意識と国際感覚を培ってほしいと思います。そしてこうした環境こそがサマースクールのまた醍醐味でもあります。
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弊社スタッフが遡ること2年前、2010年8月にTASISを訪問した際の「旅日記」をご紹介します。
TASIS - The American School in Switzerland タシス (アメリカンスクール)
温暖な気候で芸術家に愛されてきた街・ルガノに、1956年ヨーロッパ初のアメリカンスクールが開校。校門入り口近くの建物ヴィラ・デ・ノビリは歴史的建造物として知られ、もともとイギリス大使の家だったものを、創立5年目にTASISが購入。ルガノにはアメリカ大使館や総領事館は無いが、創立者のフレミング女史がルガノの風光明媚な地域、温暖な気候、そしてイタリア文化に触れられる土地をとても気に入り、アメリカンスクールを設立するに至った。
入学担当官のアイクナー先生と、サマースクール真っ只中のキャンパスを歩く。サマースクールは7歳から18歳までの学生を受け入れ、期間中は3つの年齢別グループに分けてプログラムを提供、文化や習慣の違いを肌で感じながら国際感覚を身につけること、様々な活動を通して自立心を育むことなどをお手伝いする。
ちょうどCDE(7~10歳のグループ)の授業に出くわした。皆、おそろいの真っ赤なTシャツを着用。CDEでは100名の学生に対し50名のスタッフがおり、つまり2人にひとりの割合で手取り足取り面倒を見ている。親元を離れてホームシックになりやすい年頃の為、受入の国ごとに、学生の母国語を話すスタッフを雇い入れている心遣いがある。
皆、なぜかとても眠そうだ。どうやら前日はスイスの建国記念日(8月1日)だったらしく、遊覧船でルガノ湖畔を周遊しながら、ルガノ湖で行われた花火大会を楽しみ、学校に戻ったのがMSP(11~13歳のグループ)やTSP(14~18歳のグループ)と一緒の23時半だったそうである。
休み時間中、前庭ではMSPの学生たちがバスケットボールや鬼ごっこを楽しんでいる。アイクナー先生のオフィスから手を振ると、無邪気に駆け寄ってきて、人懐っこい笑顔で「ハロー!」。キャンパス内には一般の家も混じっており、まるで中世の小路に迷い込んだような気分。学校は着々と敷地を拡大・充実させており、新しい寮が建ち、サイエンス・ビルディングも着工。アイクナー先生のアドミッション・ビルディング(家)は近日中に取り壊され、サッカー場に生まれ変わる。
TASISはもともと全寮制だったが、現在は通いの学生も受け入れている。近年の寮の拡大に伴い、生徒数も多少増やしたが、今後大幅に増やす予定はない。アイクナー先生曰く、「生徒数を増やすのは容易だが、クオリティー(質)が落ちるのは否めない。」「TASIS教職員ひとりひとりが全ての学生を知ることが、教育を施すうえでの大前提。」だそうである。サマースクールの間も、子供たちのファーストネームを言うだけで、学生ひとりひとりを熱く語ってくれる先生方がそこにいた。
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TASIS入学担当官、アイクナー先生は年に数回日本を訪れ、EDICMオフィスで説明会を行っていましたが、今年のサマーセミナーは"愛弟子"のヘレン・ルーワラ女史が来日!!
是非、会場にてヘレンとスイスについて、サマーについて、TASISについて、直接ヘレン先生の話しをお楽しみください。
サマー説明会は東京が3月24日(土)、大阪が3月25日(日)です。
詳細は弊社ホームページ 「Information:お知らせ」をご覧ください。

メインビルのバルコニーよりルガノ湖を臨む

おそろいのTシャツで移動中

雨上がりの中庭

TASISの野に咲く花