いまからでも間に合うボーディングスクール
アメリカのボーディングスクールでは一般的に4月10日が翌年度の入学手続き締切日です。受験をした学生たちは3月10日の合格発表から1ヶ月間、最終的に入学する学校をじっくりと選ぶ期間があります。しかも、この1ヶ月の間には多くの学校がRevisited Dayという合格者にもう一度学校訪問をしてもらい、自分たちの学校の良さを知ってもらう体験入学のようなイベントを実施します。ある学校では、学生たちは既存生と一緒に一日を過ごし、保護者たちは説明会に参加したり、先生方と一緒に昼食を取りながら、学校の様子を聞いたりします。
最近は、弊社のお客様もこのRevisited Daysに参加されて、入学校を決定されるご家族も増えました。3月10日を過ぎると、どの学校に行くのがベストなのかという相談が増える中、Revisited Daysでは、落ち着いて学校の様子が見えてくるため、冷静に入学校を決めることができるようです。もちろん、訪問が不可能な場合は、学校に不明な点を確認したり、春休みで帰国中の在校生に話を聞きながら、最終決定をされています。学校側も学生自身がハッピーでいられる環境が自分の学校かどうかをきちんと見極めることを望んでいる話をよく話されます。私たちも学校訪問に行く時に、在校生たちにいろいろと話を聞く中で、トップを誇る進学校を選ばず、自分の性格にあった学校を選んだという話をたまに聞くことがあります。日本の学校は合格発表後はすぐに入学手続きをする学校が多いため、合格した勢いで学校を決めるようになりますが、こうしてじっくりと自分にあった学校を選べる期間があることは大事なことですね。
また、多くのボーディングスクールは1年間契約となります。1年ごとに学校と契約を交わしますので、1年目には英語力に合った学校を決め、翌年にはステップアップとしての転校をする学生もいますし、その逆もありますので、学校では学年により空席が出てきます。
さて、この入学手続きの一次締切から、定員に達していない学校は二次募集を始めます。今週もいくつかの学校から空き情報が届きました。
この夏から留学を考えてみたいという方は今からでも出願できるボーディングスクールがありますので、ご連絡ください。

(Lake Forest Academy)
また、今週の土曜日(4月17日)には「世界のボーディングスクール説明」を開催します。まずは大まかな留学事情やボーディングスクールの様子を聞かれたい方にはお勧めのセミナーです。イギリスやスイスのボーディングスクール体験者の話も聞くことができます。