イギリス ボーディングスクール Box Hill School 担当者来社
留学生受け入れに歴史のある、イギリスのBox Hill SchoolよりMr. Simon Powell氏が来社されました。
Box Hill Shoolはロンドンから車で40分ほどの距離ですがサリー州の閑静なMickleham Villageにあります。
11歳から18歳までの男女共学校で,全校生徒の3/4がイギリス人学生、そして1/4が世界30カ国から集う留学生で構成されています。日本人在校生は現在6名です。
英語力の低い留学生はInternational Study Centreで集中英語、及びIGCSEのプログラムを小規模なグループで学びます。そして、最後の2年間をIB(インターナショナル・バカロレア)資格取得のための勉強に費やします。
Box Hill Schoolのようにイギリスの高校の中でも伝統的なA-levelからIBに移行している学校が増えているそうです。A-levelに
比べIBコースの良さは、高校時代に広範囲にわたった学習ができること、また一人で勉強をする習慣や、批判的に考える能力、リサーチをするスキルが鍛えられ、結果として大学に入ってから落ちこぼれてゆく生徒さんがA-levelを修了した学生さんより少ない、という調査結果になったとのこと。イギリスの大学もIBコースの価値を認め、今後益々IB取得者は世界中の大学入学において、その認知度が高くなることでしょう。
Box Hill Schoolではイギリス人に次いで、ドイツ人学生が多く、それに続くのが中国語圏とロシア語圏の学生ということです。世界経済の動向に連動して、寮制学校でも中国やロシアからの留学生の勢いが止まらない、という傾向が今後しばらく続くことでしょう。