アメリカ男子校Blue Ridge Schoolでの面白いリサーチ(前)
アメリカ・バージニア州の男子校Blue Ridge Schoolでは、“Built for Boys” を謳い、
男子の為の最適な学習スキルと、時間の管理を身に着けることに教育の焦点を置いています。
ティーンエージャーの男子は、女子よりも集中力持続が短いと言われ、学校ではこれまでに
授業時間の途中を半分に区切り、短い休憩を数分入れてストレッチ等をさせて、
学生の脳のリフレッシュを促してきました。効果は絶大でした。
それでも1日1コマ多くの学ぶべき事がある中、ほんの少しの時間でも有効に使いたいという
先生方の長年の思いは常にあります。
そこで昨年度、数学の先生が試験的に取り入れた新たなリサーチ・プロジェクトが。
“デスク・サイクル”と呼ばれる、自転車のペダルが取り付けられた机に学生達は座り、
授業を受けながらペダルをこいで、時間の無駄なく集中して課題に取り組みます。
身体機能を活発にさせることで、学習の生産性と集中力の向上を図ることが狙いです。
さて、1年に渡る調査結果は如何なものだったのでしょうか。(次回に続く)