Skypeで面接試験!
アメリカ、カナダ、スイス、イギリスなど北半球にある学校の多くは、8月末から9月上旬にかけて新学年が始まります。弊社からも、新入生そして在校生の渡航ラッシュが来週から本格化します。
彼らが手荷物として飛行機に持ち込む必需品の一つが、ラップトップコンピューター(ノート型コンピューター)です。私がアメリカで高校生として留学中だった1990年代の初めはWindowsが発売されたばかりでインターネットやEメールの普及率は低く、日本とのコミュニケーションの手段は電話と手紙でした。親への連絡は多くて1ヶ月に1回(荷物を送って欲しいときと、お小遣いが少なくなったときを除き)でした。
それから約20年、今ではEメール、携帯電話、そしてSkype(スカイプ)がコミュニケーションの主流になっています。特に無料(一部有料)でテレビ電話をすることができるSkypeは今の留学生とご家族にとってなくてはならないツールになっています。
これから更に利用者が増えることが予想される中、入学審査の重要項目の一つである面接試験をSkypeで行う学校も非常に多くなってきました。時差があるため面接を行う日時の設定が難航することもありますが、現地校に訪問するか、もしくは受験校の担当者が来日したときにしか実現しなかった「対人面接試験」を日本にいながら行うことができます。審査担当者も、英語のスピーキング力やリスニング力を受話器越しに判断するだけでなく、受験者の表情や人となりを確認することができます。
コンピューター関連の技術の進歩とともに、受験の方法や、勉強方法も大きく変化していくのかもしれません。

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