Junior Boarding School セミナー報告
11月2日に、Junior Boarding School 5校を集めて、セミナーを開催しました。日本で初の試みでしたが、お陰様でたくさんのご家族にご参加頂きました。ご協力くださった先生方は、Rectory School の Mr. Vincent Ricci、Cardigan Mountain School の Mr. Chip Audett、Hillside School の Ms. Kristen Naspo、Indian Mountain School の Ms. Mimi Babcock、The Fessenden School の Mr. Caleb Thomson です。
それぞれ、学校の特色から入学のための基準、必要な準備等についてお話し頂きました。ジュニア・ボーディングに入学することに関して、やはり最も高い関心が寄せられるのは、高校進学、そして続く大学進学に関してです。
例えばテン・スクールと呼ばれるアメリカのトップ・ボーディングスクールや同等レベルの高校に入学するには、ネイティブと比肩する語学力や抜きん出た成績、テスト結果、そして芸術やスポーツ、社会貢献活動、リーダーシップなど全てに秀でた成果を見せなければなりません。この全ての力を同時に伸ばしていくのは容易ではないため、ジュニアボーディングスクールへの早い段階からの留学がたいへん望ましいといえます。ジュニア・ボーディングスクールには優秀な指導者や先輩、切磋琢磨する仲間達がおり、勉強はもちろん、スポーツや芸術などを始めとした様々なプログラムに参加する機会が豊富に提供されます。また、生活面や精神面でも自立した個性を養えるよう、教職員が暖かく、厳しく、サポートしてくれます。常にたくさんの大人の目があるため、早くから「自ら考え、行動する」力を持った学生に育っていく事ができるのです。
高校からも、「ジュニア・ボーディング出身の学生は積極的に受け入れたい」という意見をいくつも聞いています。ボーディングスクールで重要となる、「自立心」、「責任」、「自己管理能力」が高い学生が、ジュニアボーディング出身者に非常に多いからです。
Ivy League等の世界のトップ大学に入学できる力を養うには、やはり入学・勉強の難易度が高い高校に行っている事が近道の一つであり、その高校に合格するための近道がジュニア・ボーディングスクールにはあります。
もちろん、有名大学・有名高校への進学がジュニア・ボーディングスクールでの全ての価値観ではありません。
例えば、早くから世界中の学生と触れ合うことで視野を広げる事を目的とした学生や、英語の早期習得を目的とした学生、人生経験の一つと考えている学生、学期や運動などの特別な目的を持った学生など、ジュニア・ボーディングスクールの学生達の目的・出身地は多岐に渡ります。
それぞれの目的を持って集った学生・保護者達が、たくさんの可能性を模索できる懐の広さこそが、ジュニア・ボーディングスクールの一番の魅力なのでしょう。
ジュニア・ボーディングスクールにご興味のある方は、EDICMまでお問い合わせ下さい。