10月16日(土)ハーバード卒業生に聞く「海外のトップスクールに入学するには?」
表題のセミナーを10月16日(土)に開催致しました。
たくさんの方にご参加頂き、皆様たいへん熱心にご傾聴頂きました。
EDICMの横山からは小・中・高校留学に関してのご説明と、ボーディングスクールのメリットなどをご説明致しました。
AGOSの後藤さんからは大学留学の概要と、出願に関するお話を伺いました。
そして、ゲストスピーカーとしてお越し頂いた山本氏には、Phillips Exeter Academyへの高校留学、Harvard Universityへの大学学部留学の経験談を中心に、1時間ほどお話しして頂きました。
Harvardの大学教授たちが授業外にも学生を招いて様々なセッションをする様子や、図書室や寮など、様々な場所を借りてコンサートを開いたお話、数学の授業のお話などが印象に残っています。トップスクールに入る事よりも、そこで何をしたいのか、何をするかが最も大切なのだというメッセージは、実際に自らの意志と努力で道を切り拓いてきた山本さんだからこそ、強い説得力を持って響きました。
当たり前のことですが、それを常に意識して留学生活を送るのは容易ではありません。
これから留学を目指す方だけでなく、すでに留学中の学生達にもぜひ改めて問いかけて欲しい事だと感じました。
Harvardなど、Ivy Leagueと呼ばれるようなトップスクールに出願する学生達は、誰もが飛びぬけた成績やテスト結果、推薦状のコメントなどを携えています。合否を分ける最後のポイントは、このようなプラスアルファの体験や、それを消化して次のステップに繋げる本人の意欲・情熱に拠るところが大きいのでしょう。
これからも、山本さんのように教育の恩恵を社会に還元する意欲を持った学生達に多く育って欲しいと考えています。
(左:AGO後藤さん、真中:山本嘉孝さん、右:EDICM横山)
山本さんは、現在東京大学の大学院で学んでいらっしゃいます。そして、今年アメリカの大学留学経験者の会、USCANJを発足されました。(U..S. College Alumni Network of Japan)アメリカの4年制大学を卒業した人たちのネットワークとして、またこれから留学を考えている学生達への情報提供を目的として、様々な活動を予定されています。近くは10月24日(日)のアメリカ大学留学フェアに協力されるようです。興味がある方は、ぜひUSCANJのホームページをご覧下さい。FacebookやTwitterもやっているようです。また、アメリカ4年制大学を卒業した方で、USCANJの活動への参加を希望される方も、ぜひ山本さんにご連絡下さい。