学校説明会開催報告:Balmoral Hall School(カナダ)
6月6日(日)10:00から、Balmoral Hall School(カナダ・マニトバ州、以下BH)の学校説明会をZoomを用いたウェビナー形式で行い、約10家族の皆さんにご参加いただきました。BH側の出席者は、長年にわたり各国を訪問し、同校の魅力を伝え続けているMrs. Tina Alto(学校運営促進事務局長)、留学生の入学審査を担当するMs. Erika Hoskins、そして12年生のA.U.さん(エディクム生)の3名でした。
Balmoral Hall School学校説明会の内容
説明会では写真やスライドを多く使用し、Mrs. Tina AltoとMs. Erika Hoskinsがお互いに言葉のキャッチボールをする形で進め、判りやすいものでした。レベルの高い学業プログラムを追求しながらも、2019年に開設されたベニディクトンセンターでは、アートとデザインを深く学ぶことができます。
学校のカリキュラムや寮の様子に加え、日本では体験できないようなアクティビティの紹介もありました。例えばマニトバ州の北方にある都市チャーチルを訪問しツンドラバギーと呼ばれる特殊仕様車に乗って白クマを見る、学校の前を流れるAssiniboine川が凍結する真冬は、川茂をアイススケートで往来する等です。冬の季節とアウトドアが大好きなMs. Erika Hoskinsが活き活きと説明しました。
現地は6月5日(土)20:00でしたが、学校担当者が自らプレゼンテーションを行い、また在校生のA.U.さんの生の体験談をお伝えできるのは、テクノロジーの進化のおかげです。対面での説明会ほどの熱量を維持することは叶いませんが、時差を超えて同時に多くの方々に学校についての情報を得ていただけるのは、オンラインの長所です。引き続きコロナ禍にありますが、エディクムではこのような形で皆様へ最新の情報をお届けしたい、と考えています。
在校生A.U.さんの体験談
A.U.さんは、小学校を卒業した直後の2015年4月、Balmoral Hall Schoolへ入学し現在12年生(高校3年生)、間もなく卒業式を迎えます。全く英語が理解できなかった当時のことを懐かしく振り返ると同時に、そのような自分を温かく受け入れ、学習面、生活面でサポートを惜しまない先生方やスタッフに大いに感謝していました。よくない行為に対し、叱られても「あなたのことが好きだし、更に成長して欲しいから私はあなたを叱っている」というメッセージが伝わってきて、素直に受け入れられましたとA.U.さんは話します。
A.U.さんは10年生(高校1年生)へ進級する頃、理科がとても好きになり医学の道を目指すようになりました。APコース(大学レベルの科目)を複数科目で履修し、ますます向上心が大きくなっているA.U.さんは、2021年9月からチェコ国立大学医学部へ進学します。世界で通用する医師になるべく進む道をBalmoral Hall Schoolの先生方も私達エディクムのスタッフも心から応援しています。
Balmoral Hall School 概要
マニトバ州の州都ウィニペグの中心部に位置するBalmoral Hall Schoolは、女子が直面する限界を押し広げ、それを超える教育を提供するために1901年に設立されました。
100年以上の歴史を持ち、2歳から12年生までの女子のための私立学校であり、世界中から学生を受け入れ、学業、芸術、運動競技を通じて自分の情熱を発見することを奨励しています。2019年春、STEAM(科学、技術、エンジニアリング、アート&数学)への取り組みを強化するため、芸術とデザイン用のセンターを開設。ESLプログラムでは高い評価を受け、多くの留学生がIELTSで高得点を取得しています。
Balmoral Hall School
マニトバ州・ウィニペグ
人口約85万人、カナダ8番目の都市。カナダの小麦生産地帯の中核都市であり、農産物の流通の中心でもあります。交易所から街へと発展した歴史があります。「クマのプーさん」発祥の地として知られており、世界的なアーティストたちがライブを行ってきたMTSセンターも有名です。また世界的に有名なカナダを代表するバレエ団「ロイヤル・ウィニペグ・バレエ団」の本拠地であり、世界的なコンサートやイベントも頻繁に開催されます。
カナダ留学ガイド(カナダ大使館広報部)より抜粋